建売は欠陥住宅の確率が高い

建売住宅には色々な問題がありますが、なんといっても欠陥住宅の確率が高いということを知っておかないといけません。せっかく高いお金を出して建売住宅を購入したけれども、実は欠陥だらけで住む事も出来なかった、なんて事例がけっこうあります。これには理由が幾つかありますが、やはり建売住宅は大量生産品等が使われていることも多いので粗末な家になってしまいがちなのです。

住宅建売住宅は注文住宅と違って施工業者も自分たちで選ぶ事が出来ません。そのため、よりコストを抑えるために土地開発会社も質の悪い施工会社を利用しているといったことも多くなっています。これも欠陥住宅が多くなってしまう理由になっています。
建売住宅は工期が短いことも多く、これも欠陥が出やすい理由の一つです。大量の物件を短期間に仕上げないといけない場合、結果的に問題のある物件が出来てしまう遠因になってしまいます。これは早く物件を処分したいという土地開発会社の事情もあるのですが、こうした事情を理解せずに購入するのはいけません。

問題が多いこともある建売だからこそ、じっくりと選ばなければいけません。物件購入時にはなるべく時間をかけて細部をチェックしておくと良いでしょう。通常であれば見ないような軒下なども見て、しっかりと施工されているのか確かめておいてください。住宅購入は一生の買い物ですから、なるべく慎重に購入することが大事になってきます。もしも困ったら不動産鑑定士などにも相談して、より詳細に物件を確かめてみるようにしておいてください。

もしも欠陥住宅を購入してしまったら、早めに弁護士などに相談することも必要になってきます。弁護士などに相談すれば対応策も色々と検討してくれますし、状況次第では返金してもらうことも可能です。事態が悪質な場合には、慰謝料請求なども可能になってくることでしょう。
いずれにしても欠陥住宅を買ってしまったからといってお終い、というわけではありません。実に高い買い物ですから、良くない物件を購入してしまった場合は、早めに弁護士などに話をしてみましょう。同じ建売住宅を購入してしまった人が集団訴訟をしたというケースもあります。
弁護士事務所に相談する際には証拠資料も集めておかないといけません。そのためにも購入時に写真などを撮っておいて物件の状況に関する情報を保管しておきましょう。こうした資料があれば弁護士事務所も対応がしやすくなってきます。

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