欠陥住宅の確認は基礎をまず見よう!

欠陥住宅なのかどうか確かめるためにも、まずは基礎をじっくりとみておいてください。基礎がだめだと耐震構造などにも影響してきます。それでいて基礎は中々みられることがないので手抜きなどがされやすい箇所にもなっています。だからこそ、建売住宅を見る際には基礎を確認しておくことが大事になってきます。

とはいえ、どのようにして基礎をみたら良いのでしょうか。これには色々な方法がありますが、最も手っ取り早いのが見学時に床下などを見たいと伝え、確認しておくことです。これはハウスメーカーによっては断られることもあるので、床下を見る前に事前に確認しておいてください。もしも床下を見られたくないような場合には、なにか隠していることがあるのかもしれません。

床下の見方ですが、これは中々複雑なことも確か。まず、建材の質などを見るとともに柱が曲がっていないか、既にシロアリに食われていないか見ておきましょう。図面があれば照合して図面通りに柱が建っているのかといったことも見ておかないといけません。

このように色々と自分たちで基礎を見るのは大変ですから、もしも困ったら他の不動産業者に相談してみても良いでしょう。不動産業者さんに相談することでどのような物件なのかも調べてもらえます。業者さんによっては図面を見るだけである程度判断してもらえることもありますから、まずは図面だけ送付して確かめてもらうのもありです。こうしたことは費用的にもそこまでかかりませんから、是非とも検討してみてください。

そもそも住宅のベースがだめだと、どのような問題が起こるのでしょうか。これは千差万別ですが、最悪の場合には地震に大変弱くなってしまって倒壊しやすくなることもあります。ここまでいかないとしても、基礎が悪いためにグラグラしたり、少し傾いている物件になってしまうこともあります。
こうした物件だと住むのも不安なだけでなく転売することも難しくなってきます。転売ができずトラブルに発展することもありますから、やはり最初にじっくりと物件のベースについては見ておくことをおすすめします。

もしも実際に基礎がなっていない場合には、値段交渉をして値引きしてもらうことも出来ます。場合によっては大幅に価格がダウンして安く購入出来ることもあるでしょう。少しくらいは物件が傾いても良い、といった場合には全く問題もないことも。いずれにしても購入前にはじっくりと物件の調査が必要になってきます。

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